書店チェーン 書店員
新潟県の書店チェーンで書店員をされている實山(じつやま)さんの声をお届けします!
新潟県の書店で働いています。担当は主に、文芸書・ビジネス書ですが、語学書、人文書、理工書、資格書、文庫なども日々棚をいじっています。新刊を出して、フェアを考えたり、発注したり、返品したり、出版社の方とお話ししたりをお客様対応の合間にしている普通の書店員です。
発売前のプルーフやゲラを読んで感想文を書いたり、発注したりもするのですが、同じ本がネットギャリーに掲載されていることも多いので、1冊で2度おいしい使い方をしています。発注するかの判断材料にすることもありますが、ただの活字中毒でもあります。
レビューを書かなきゃいけないんでしょう?と食わず嫌いせずに、面白そうなものをとりあえず読んでみてください。面白かった、好きだ、と思えば、人に薦めたくなると思います。
本のタイトル:なぜ僕らは働くのか
作家名:池上彰監修
出版社名 :学研プラス
《おすすめの理由》
ネットギャリーがきっかけで出会った作品です。子どもは、自分の両親の仕事でさえも、どんなことをしているのか知らないこともあるでしょう。将来を想像しやすくなるに違いありません。大人は、働くのが苦痛になったり悩んだりした時に、気分が楽になるきっかけや、考え直すアイデアがもらえるかもしれません。子どもから大人まで読んでほしいと思います。